IdleTalkNo.7

雑談のコーナー

料理や、その他の項目での雑談のコーナーです。
ご参考になることもあるかと思いますので、ご興味、お時間のおありの方は
どうぞ、ご覧下さいませ。不定期ですが時折、内容を追加いたしております。

◆ サイト発足10年・・・ (2010年度)
 月日の流れるのは誠に早いもので、当サイトもおかげさまをもちましてこの22年10月に十年を迎えました。この十年の間にどれだけ皆様のお役にたてたかとは存じますが、この十年の間にネット界も目まぐるしく様相を変え、当サイトなどは最早、化石サイトとなってしまっているのかもしれません。当初に掲載させていただいたお店でも、ご店主のご不幸で暖簾を降ろされたお店や、またなんらかの事情で閉店されたお店も増え、我々と致しましても悲しい思いを致しております。今回はまづこの場を借りまして掲載をさせて頂いております各店さまに御礼を申し上げます。つたないご紹介やもしれませんが、お叱りを受けることもなく、ここに掲載を続けさせて頂きました事、心より御礼を申し上げます。
また時折頂きますユーザー様方からの励ましのメールにも随分と暖かな思いをさせて頂きました。こちらの皆様にもこの場を借りまして御礼を申し上げます。

グルメサイトの移り変わり・・・

このサイトの成り立ちは「雑談の1ページ」等に記載させて頂いておりますが、当初はネット界も今とはかなり違っていたように思います。
当サイトを含め、グルメサイトはまだまだ少なく、またその内容にも大きな違いがあるのではと感じております。無論、ネットユーザーの方々もこの十年間に激増されたようです。今は個人のブログ、または投稿型サイト、ツイッターなどが現れまして「表現の自由」の名のもとに以前には考えられなかったような表現も平気で氾濫していると思います。時に目を覆うとさえ感じられるものが平気で掲載されていると思うのは我々だけなのでしょうか?

今、あらためて思うのは「どちらも同じ人」ということです。
我々客側も、また店側も同じ権利を有する人間同士です。匿名という隠れ家のもとで、それを利用し、罵声をあびせるというのはいかがなものかと・・・
今は死語かもしれませんが昔には「ネチケット」なる言葉がありました。ネットにおけるエチケットという意味の造語です。それだけエチケットを重視していたのだと思います。無論、今も良識ある方々は人間性を尊重され、いかに匿名とは言えども個人の責任に於いてエチケット、マナーを厳守されておられると思います。しかしながら近年に出ています多くの投稿型サイトには、これで法に触れないのかと案ずる内容のものさえあり、また食事中におけるマナーとして決して良しとはされない料理の写真撮影を推奨するかのようなサイトも増えています。個人のブログならいざしらず、公のサイトを運営する側が「名誉毀損寸前」の文を平気で掲載したり、マナー違反の行為を推奨するというのは、あまりにあまりでは・・・
確かに個人の意見は人それぞれですが、いかに個人の主観とは言えども、それはあくまで個人レベルであり、公の目に触れる場所では社会的マナーの上での表現が必要なのではないでしょうか。個人の主観をすべての正論のように言い換えて、「まさにそうである」かのように表現して中傷するというのは困ったものです。なまじその人に文章力があれば、それを信じる読者も多いのではないでしょうか。確かに店によってはその価格や内容からして、どうにも納得ができず、立腹の感を覚えるというのは我々も経験が何度かございます。また人同士として、ましてや客というお金を支払う立場の者に対してあるまじき態度を見せるという常識外な店も無いとは言えません。ですがそれらの悪店というのは稀ではないでしょうか。普通、営業店というのはその営業利益により生活を営んでおられる訳で、我々ユーザー無しには成り立ちません。常識に於いて「自分で自分の首を絞める」という行為をとるというのは考えにくい事です。
私たちの長年の経験の中では客があまりに非礼な客で、他の客にも迷惑がかかると言う場面で立腹され、客として扱わない態度をとられたという場面は何度も経験しております。これは明らかに客側に責があったと思います。
中にはその様に自分になんらかの責があるにも関わらず、その事には一切触れずに、さも店側がとんでもないというように表現しているとしか思えないような文も目にします。賢明なユーザーの方々ならば、そのたぐいの文をご覧になっても私たちと同じように良識的判断をされておられると思いますが・・・
また個人店ではときおり「ぶっきらぼう」や「あえて客に対して上から目線」、「へんくつオヤジ」を個性として売りにしておられる店もあるかとは思います。その個性が合わなかった場合には不愉快を感じる事もあるでしょう。ですがその店にはその個性が好きで利用されておられる方々もおられるわけです。このような場合にも自分の個性と合わなかった事を理由に、こてんぱんに中傷されている文を目にしたことがあります。この場合も、その店の個性を知らない方がその文を読まれた場合には、その店は悪店だとの印象しか残らないのではと思います。
法整備が追いつかないネット社会だけに利用者のモラルが問われると思うのですが・・・

またこれは当サイトにもあてはまる事ですが、人の趣味、嗜好は個性があります。ある人には美味でも、別の人には不味いということは往々にしてあります。よりまして当サイトの掲載店も私たちの主観により選考させて頂いております。これはどんなに公平性を謳っても個人により見解の相違は生まれます。このことを否定できる人はいないでしょう。
ただここで申し上げたいのは、自分の趣味、嗜好に合わなかったということで、その店がさも悪店かのごとく悪意に満ちた中傷をする人たちが存在し、またそのような常識外の文面が公のサイトで掲載されているという事実です。
私たちが知る店の中でも、また当サイトの掲載店の中でもそういう悪意に満ちた風評被害にさらされておられる店が増しています。たいていは同じような人物が悪行を行っているようですが。そういう人物が問題なのは当然なのですが、そのような「名誉毀損」とも考えられる内容を平気で掲載している公のサイトがあることが由々しき事と思うのは私たちだけでしょうか?サイト運営者の良識に疑問を持たずにはいられません・・・
今後ネット界がどのように変化してゆくのかは私たちには想像がつきませんが、モラルあるものになってゆくことを願うばかりです。この十年の移り変わりの中で一番に強く思うことを今回の雑談に致しました。ご賛同を頂ければ幸甚です。 では、次回をお楽しみに・・・

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